プラスチック異形押出を土台にした各種樹脂加工技術を駆使し、創造と進化に挑戦します。


ハッポー進化論
現在そして未来へ
 近年、地球の環境問題が深刻なものとなってきています。当社でも、自然と人間の共生を企業テーマに掲げ、様々な取り組みをしています。
 まず第一に挙げられるのはダイオキシン問題です。最近の報道には、誤った認識や誇張された表現などもあって、神経質になりすぎている感もあるのですが、社会全体としてダイオキシンを発生させるものを排除しようという動きになっているのが現状です。当社でも、ダイオキシンを発生させるとされる塩ビ樹脂から、環境に優しい樹脂へと切り替えをすすめています。この切り替えには原料の価格の問題や、金型の作り替えなど、コスト的な問題がありますが、さらなる企業努力でより安全でより高品質な製品の製造に努めたいと思っています。
 当社で製造している合成樹脂製品の原料は石油からできています。その限りある資源を有効に活用するために、社内に環境対策委員会を設け、リサイクルに力を入れています。その他にも、自然に還る素材の開発を進めたり、製造過程においても地球環境への負荷を抑えるよう細心の注意を払うなど、環境問題に真剣に取り組んでいます。

 バリアフリーについても、積極的に製品開発に取り組んでいます。実は、バリアフリーは樹脂の特製を活かせる分野なのです。例えば、段差のない敷居を作ろうとした場合、従来の木材では強度的に問題があるのですが、合成樹脂なら厚みを極端に薄くしても充分強固です。これが新たな用途の開発です。このように社会に貢献できることは当社の大きな喜びです。今後も、人々のより良いライフスタイルの実現の一端を担えたらと考えています。

 ユニプレートは自然の恵みから生まれたエネルギー素材を化学の力で最小限の原料を大きく発泡化し最大限の原料へと変化させ、同時に特徴ある製品にも変化させているため、大きなエネルギーの節約となっております。美しく清潔に出来あがり、商品の保護、保持を目的に幅広く利用され包装業界に大きく貢献しております。原料であるPS(ポリスチレン)はダイオキシンは全く発生しませんので、安心して使用していただけます。

 当社は、発泡押出形成分野では日本のパイオニアであるという自負を持っています。1998年にはISO9001の認証を取得しており、名実ともに信頼できるブランドとなったと言えるでしょう。
 発泡樹脂は比重を調整することで、何でもつくることができます。現在では金属よりも堅い樹脂製品をつくることすら可能です。当社では合成樹脂の可能性を信じ、その技術とノウハウでこれからも人々の生活と地球の未来に貢献していきたいと考えています。

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