プラスチック異形押出を土台にした各種樹脂加工技術を駆使し、創造と進化に挑戦します。

現在は住宅建材の製造を事業の中心としている当社ですが、そのきっかけとなったのは1972年から製造を始めた家具用の部材でした。タンスや棚などの表面 を装飾する『面椽(めんぶち)』という製品です。天然の木材に細工を施すのは技術が必要でコストもかかりますが、面 椽を貼ればアッという間に綺麗に仕上がるという、当時としては画期的な製品でした。 しかし、自信作だったにも関わらず、当初は営業活動にかなり苦戦を強いられました。家具と言えば伝統産業。昔気質の職人達が伝統の技を競い合うような世界です。「ウチは昔から木でやってるんだ。プラスチックなんか使えるかい!」といった具合で、なかなかまともに話も聞いてもらえません。製品を頭からボロクソに言われることもたびたびで、営業マンにとってはつらい毎日でした。とにかく試しに使っていただくことが営業のすべてといっても過言ではありませんでした。一度でも使ってもらえれば製品の良さを実感してもらえ、受注に結びついていったのですから。  その後、当社の面椽は家具業界に急速に普及していき、全国の主要な家具産地すべてで採用されるまでになりました。 当社は発泡樹脂を利用した製品の開発と販売を目的として1968年に設立されました。設立当初は異形押出発泡製品の用途は狭く、着物の反物を巻く芯や、ショールームなどのディスプレイ用材料、小学校低学年用の工作材料などが主な生産品目でした。
 創業から数年間は、当社でも合成樹脂製品をどう活用していくか、用途を模索していた時代でした。様々な会社に製品サンプルを持参し「これ、何かに使えませんかねぇ」と相談したり、その会社のカタログをもらって「この製品のこの部分を合成樹脂に替えましょう」と提案したりという営業をしていました。そして、この努力が着実に実を結び、幅広いジャンルの製品をつくるようになっていきました。

 家具用面椽は現在でも多く利用されていますが、1975年から建築内装材の製造にも着手することになりました。内装材の製造には面 椽で培った技術やノウハウが活かされました。日本の住宅の傾向が、室内を統一するトータルコーディネート風に変わってきた時代だったこともあり、色や質感の統一が容易な当社の製品が注目されました。現在では大手の住宅メーカー、住設メーカー様で当社の製品を活発にお使いいただいております。

 ハッポー化学は内装材に進出することにより大きな成長を始めます。そんな中、1987年に浴室の窓接続枠を受注することになりました。これまで作ってきた部材はどちらかと言えば小型製品ばかりだったのですが、この製品はかなり大きいもの。従来の機械では間に合わず、大型の機械を導入したのですが、今までとは全く異なった物作りであり、開発には苦労がありました。しかし、この製品の成功はさらに当社の発展へとつながりました。これを契機に、大型部材の分野にも歩みを進めることになっていくのです。
 1992年からは、これまで蓄積してきた技術とノウハウを駆使し、建築外装材にも着手。耐候性、耐薬品性、耐熱性、難燃性などの難題も独自の技術開発でクリアし、ハッポー化学はますます発展を遂げています。

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